平安初期の歌人・在五中将・在原業平を表現した面で、端正な顔立ちは平安貴族が女性化した特徴を上手く表現しています。公家や貴族のたしなみであった和歌を生み出す洗練された教養と気品・優雅さが感じさせられます。また眉間の縦皺と額のへこみなどが哀愁を漂わせていて、悲運の運命をたどった平家の公達を連想させられます。『雲林院』『小塩』『融』『清経』
倉林朗の能面を展示
平安初期の歌人・在五中将・在原業平を表現した面で、端正な顔立ちは平安貴族が女性化した特徴を上手く表現しています。公家や貴族のたしなみであった和歌を生み出す洗練された教養と気品・優雅さが感じさせられます。また眉間の縦皺と額のへこみなどが哀愁を漂わせていて、悲運の運命をたどった平家の公達を連想させられます。『雲林院』『小塩』『融』『清経』