翁を打つ-彩色へ

面裏を綺麗に彫り漆を施します。

漆を5回程度塗る。凄く綺麗に光ります。

少しくもらす工夫をして 光のあるところとないところを出す。これで同じ黒でも味わいがでます。

下塗りをしていきます。

胡粉と膠 乳鉢、筆を用意する。 膠を200ccの水で溶かす。膠を溶かすときの注意点は沸騰させない。 膠は気温に敏感ですから、 気温と膠の状態の関係を経験で習得する。

膠を溶かし、胡粉に混ぜます。

良く混ざるようにかき回します。

胡粉が木に馴染むように丁寧に塗り込みます。 胡粉の厚さが十分に出来たら下塗りは終わりです。

刷毛跡や塗りむらを取るようにサウンドペーパーで磨きます。

行程で使う主な道具、生反り、曲丸刀、8分、6分、4分、2分、丸刀4ぶ、2分、漆、漆刷毛、胡粉、膠、乳鉢、乳棒、ミルク鍋、サンドペーパー120番、150番 180番

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